2010年の春に制作を初めて中断して2014年の年末にやっと完成しました。最初はそんなに面倒なものになると思っていなかったのですが、思いつきやトラブルでどんどん要素が追加されていってしまいました。
車体の制作は、最初は素組みでツィメリットコーティングをエポパテ+ローラーでやるのが山場かなと考えていたのですが、組み立て式の履帯の組み立てにしくじってから大幅に狂ってしまいました。組み立てに失敗したキットの履帯を組み直すことも考えたのですが、いっそのことフリウルにしてしまえと静岡ホビーショーのフリーマーケットでフリウルの履帯を買ったらキットの物と違う型を買ってきてしまいました。どうするんだコレとかなり焦ったのですが、調べてみるとポルシェ砲塔のキングタイガーの初期型用と判明、塗装前の今なら改造すれば行ける！(ネタとしても美味し)と初期型に改造することに。手段と目的が逆の付け焼刃の改造なので初期型としては考証が間違っている個所が多分あると思いますが、エンジンデッキの潜水装置やマフラー回りなどに手を入れています。
塗装のマーキングはパンツァーレーアの13号車の写真を見ることが出来たのでこれを参考に番号12としちゃいましたが、実際にあった車両なのか実際に12号車があってもこうだったのかは知りません。しかし、塗装途中で一度中断してから4年後の再開だったので首をかしげる部分があって困りましたね。
フィギュアは黒ベースの塗装に切り替えて最初の物なので出来が今見ると微妙ですね。ベースは初めてこういう物を作ってみましたが、車両作りと全く違うので手探りで終わってしまった感じです。もうちょっと面積を絞ったいわゆるビネット的な物にした方が見た目は締まったかもしれません。
